プールの監視員のアルバイト

学生時代に、プールの監視員のアルバイトをしていました。
プールの監視員というと、利用者のルール・マナー違反を正すイメージかもしれませんが、事故発生時の人命救助が最も大事な仕事です。
私の働いていたプールでは、営業時間中に救助訓練をしていました。
まず、溺れた人の役とそれを助ける救助役をそれぞれスタッフが努めます。
溺れる役の人は、プールに入り、意識を失ったという想定でうつ伏せにプカ〜っと浮いています。
そこへ救助役の人が走り寄ってきて、プールサイドから「大丈夫ですか!?」と大声で声がけします。
反応が無いと分かるとプールの中へ入り、溺れ役の人を抱えてプールサイドまで泳いで運びます。
そして水から引き上げ、意識確認や気道確保、心臓マッサージに人工呼吸(フリだけです)と一連の措置を施します。
これが初めは死ぬほど恥ずかしかったです。特に救助役の時は。
大きな声で呼びかけて、溺れている人の意識確認をするのですが、プールに泳ぎに来ているお客さんは事前に訓練があることを知らされていないので、訓練が始まると「何だ?どうした?」と注目します。
本当の事故の時は恥ずかしいなんて言ってられないので、訓練でもしっかりやることはやるのですが、本当に恥ずかしい。
溺れ役の人をプールから引き上げると、皆集まってきて人だかりができます。
そこで心臓マッサージや人工呼吸などをするのもまた恥ずかしい。
でも、監視員の仕事をする中で、「Life Saver」と書かれたTシャツを着られるのはライフセービングの試験に合格した人だけだったので、訓練を頑張って、無事合格しました!